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水虫・たむしの鍼灸治療

水虫・たむしでお困りの方へ

アイエイ鍼灸院院長の吉村です。
ご自身や身近な方が水虫・「たむし」になりどうしようと悩んでいませんか?
そんな方に向けて、水虫・「たむし」になった時にどうすればいいかが分かる記事を書きました。

お悩み・水虫・「たむし」って何?
・水虫・「たむし」になった原因は?
・水虫・「たむし」は治るのか?
・薬で治るのか?
・再発しないか?

水虫・「たむし」に対して、東洋医学的な見解を含めて説明しています。
薬による治療では殺菌だけして、水虫・「たむし」になりにくい体づくりはできません。
水虫・「たむし」の根本改善には、東洋医学的な鍼灸が有効です。薬を使いながらでもできます。
ご自身や身近な方が水虫・「たむし」でお困りの方は最後までご覧ください。

水虫・「たむし」とは/西洋医学的に解説

水虫・「たむし」とは白癬(はくせん)菌というカビが原因の皮膚の感染症です。足に感染すると「水虫」、体に感染すると「たむし」と呼ばれます。
白癬菌は、高温・多湿の環境を好んで増殖します。
白癬菌が皮膚の角質層に寄生します。
白癬菌の保有者が利用したお風呂場やプールなど裸足で歩く場所で感染するリスクがあります。
保有した白癬菌は、革靴、ブーツ、ストッキングなどで蒸れた環境を長くすると増殖していきます。
傷や皮膚のバリア機能が低いときに「水虫・たむし」の発症リスクが高まります。
●予防法
・清潔を保つ
ー白癬菌が付着する可能性があるところに行ったら綺麗に洗う。
・蒸れた状態を作らない
ー靴や洋服などは通気性をよくして蒸らさない
●対応方法
外用薬を患部に塗ります。難治性の場合は内服薬を使用します。

水虫・「たむし」とは/東洋医学的に解説

病気になるメカニズム(東洋医学/経絡治療)

東洋医学的な「病気のメカニズム」から考えてみましょう。
「病気のメカニズム」は以下の流れです。
❶病気の根本は「五臓の乱れ」
❷「病気の要因」が加わり
❸生理物質が不足して、寒熱が体内に伝搬し
❹病気・症状に現れる


 

水虫・たむしの例

水虫・たむしのメカニズム例

「病気のメカニズム」の流れは共通ですが、内容は各個人によって異なります。
「どの五臓が乱れた」か「病気の要因は何か?」、「どの生理物質が不足したか?」、「どこに寒熱が伝播しているか?」、「どんな病気・症状になったか?」を追い込んだ上で、オーダーメイドの施術をしていきます。

一例をあげます。
❶病気の根本は「五臓の乱れ」
ー肺が弱っている状態で、
❷「病気の要因」が加わり
ー外邪である白癬菌に入られて、肺の機能がさらに落ちていき、
❸生理物質が不足して、寒熱が体内に伝搬し
ー衛気が不足して、気の巡りが悪くなり熱が発生
❹病気・症状に現れる
ー足の患部に熱が出て、自己免疫力が下がり、水虫が発症した

水虫・たむしの鍼灸施術の例

本治法
肺を補う
標治法
邪気を取り除く、熱を取り除く、経絡上の滞りを取り除く
お灸で患部に白血球を集めます。
白血球の働きである病原菌や異物から身体を守る防御作用で早期の改善を目指します。

水虫・たむしにならないために

病気の根本は「五臓の乱れ」です。
「五臓が整って」いれば病気になりません。
今回の例の場合、「肺」が弱っていなければ、外邪である白癬菌が来ても水虫・たむしにはなりません。
水虫・たむしなど病症が発生していなくても、月に一回でもメンテナンスで東洋医学の鍼灸院で「肺」の機能を高めることが大事です。

水虫・たむしのまとめ

①最後に紹介した内容をまとめます。
・水虫・たむしは、高温多湿を好む白癬菌が角質に入り込み発症します。
・白癬菌に触れただけでは発症しませんが、傷がある・防御機能が弱っていると発症します。
・病院では外用薬(抗真菌薬)か重症な時は内服液で対応します。
・東洋医学の考え方では、五臓が乱れていなければ、外邪(白癬菌)が来ても発症しません。
・鍼灸で、
根本療法として乱れた五臓を整えることができます。
対症療法で患部の寒熱をとり、免疫力を上げることができます。

②【西洋医学】水虫・たむしへの対応
・外用薬(抗真菌薬)を塗り続けることで白癬菌を殺菌して治していきます。
・皮膚のバリア機能の向上には外用薬は作用しません。

③【東洋医学】水虫・たむしへの対応
・根本治療である「五臓の乱れ」を整えます。
→「五臓の乱れ」が整えば、防衛力が働くので白癬菌に触れても角質内に入り込みません。
つまり再発しにくくなります。
→他に「五臓の乱れ」が根本の症状呼吸器系の症状があれば、同時に改善していきます。
・対症療法として患部の免疫力アップ、寒熱の取り除く施術をします。

水虫だけで鍼灸院に行こうと考える方は少ないと思います。
・他の不調も同時に改善が見込めます。
・再発しにくい体づくりができる。
・妊娠中でも安心しておこなえる。
ことを考え、東洋医学の鍼灸院をご検討ください。

※効果には個人差があります。効果を保証するものではありません。

 

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