地下鉄上前津駅から3分!名古屋No1を目指す鍼灸院!
ネット予約
電話予約
アクセス
よくある質問

花粉症の鍼灸治療

花粉症でお悩みの方へ

名古屋のアイエイ鍼灸院の吉村栄三です。

・くしゃみ、鼻水、鼻づまりが辛い
・目がかゆく、充血が治らない
・ゆっくり寝れず日中だるい
・毎年花粉のシーズンが嫌だ
そのようなお悩みはありませんか?

東洋医学的な観点で肩こりを説明します。
なぜ花粉症になったのか、なぜ今までの方法で治らなかったのか、どうしたら治るのか、予防法が分かります。

長く苦しんだ花粉症の辛さから解放される方法がわかります。
是非、ご自身や家族、友人が花粉症で困っている方は最後までご覧ください。

花粉症とは/西洋医学的な説明

花粉症とは、スギやヒノキ、ブタクサ、イネ科などの花粉に対する過敏症の一種です。主に春から初夏にかけて、樹木や草花などの植物が花粉を飛散させる時期に症状が現れます。
日本では、成人の約20−30%、子どもの役10%が花粉症を患っていると言われています。
花粉症の主な症状には、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみや充血、咳、のどの痛み、頭痛、疲労感などがあります。
花粉症の原因は、特定の植物の花粉に過敏に反応する免疫反応です。花粉が体内に侵入すると、免疫系が過剰に反応して炎症を引き起こし、上記のような症状が現れます。花粉症の症状は個人差があり、軽度の場合から重度の場合までさまざまです。
花粉症の治療法には、抗アレルギー薬や鼻スプレーなどの薬物療法、アレルギー減感作療法、生活環境の改善、マスクの着用などがあります。重度の場合には、専門家による診断と治療が必要となる場合もあります。

「花粉症」が東洋医学的な鍼灸治療で改善できるわけ

東洋医学的では西洋医学とは違ったアプローチで花粉症をとらえます。主な違いを以下に記します。
花粉症に対して、今までの西洋医学的なアプローチでは改善せず、東洋医学の方法で改善することがご理解いただけると思います。
・花粉症だけを見ません。
・花粉症の方は他にも症状があります。
・他の症状が何があるかを把握します。
・身体の状態を見て、どの臓器が弱っているかを確認します。
・人それぞれの原因があるので、その原因に対して鍼灸治療をします。
・保存療法だけでなく治療法がある。
痛みの経絡の流れを良くする、根本を改善する方法があります。

痛みが出る原因を東洋医学的に解説

体には、ツボ(経穴)をつなぐ「経絡(けいらく)」という通路が流れています。
経絡は気血を全身へ運ぶ役割があり、経絡の流れが悪くなったときに「痛み」という形でからだが警告を出します。
経絡の流れが悪くなる原因は、不通則痛(ふつうそくつう)と不栄則痛(ふえいそくつう)の二つがあります。
不通則痛(ふつうそくつう):余分なものが経絡の流れをふさぐ
外からの邪気(風があたる、寒さ、湿気、暑さ、熱さ)、瘀血(ドロドロ血液)や痰湿(ドロドロ水分)、ストレス・過労、外傷などが経絡の流れを滞らせる。
こうした、流れが悪いことによって起こる痛みを不通則痛といいます。
不栄則痛(ふえいそくつう):からだに必要なものが不足する
飲食不足、老化、体力の衰え、慢性病などによって、本来からだに必要な気血が不足している。
こうした栄養不足による痛みを不栄則痛といいます。

病気になるメカニズムを東洋医学的に解説

東洋医学的な「病気のメカニズム」から考えてみましょう。
「病気のメカニズム」は以下の流れです。
❶病気の根本は「五臓の乱れ」
❷「病気の要因」が加わり
❸生理物質が不足して、寒熱が体内に伝搬し
❹病気・症状に現れる

「病気のメカニズム」の流れは共通ですが、内容は各個人によって異なります。
「どの五臓が乱れた」か「病気の要因は何か?」、「どの生理物質が不足したか?」、「どこに寒熱が伝播しているか?」、「どんな病気・症状になったか?」を追い込んだ上で、オーダーメイドの鍼灸治療をしていきます。”

例:「花粉症」になるメカニズム

「花粉症」になるメカニズムはいろいろありますが、今回は肺と肝が弱っている方の例をあげます。
❶病気の根本は「五臓の乱れ」
ー肺が弱っている状態。
生まれつき呼吸器系が弱い方が多くいらっしゃいます。
色白で毛深い方・産毛が多い方は肺を弱らせやすいです。
幼少期に風邪をひきやすかった、喘息持ちだった、扁桃腺がよく腫れていたなどの方は、元々肺が弱りやすいです。
ー肝が弱っている状態。
肉体的な運動や出産などで血が消耗された時に弱りやすくなります。
目の症状、頭痛、つりやすいなどの筋肉症状、爪がもろい、股関節が引きつる、イライラしやすい、女性では月経痛などの特徴があります。
❷「病気の要因」が加わり
ー肺の機能低下:鼻・皮膚・呼吸器に花粉が入ってくると肺の機能がさらに落ちていきます。
ー肝の機能低下:春は肝がよく働く季節です。その分、肝に負担がかかります。
体も植物と同じで、冬の間体内で潜んでいた不調が、春の芽吹きの季節と同時に不調も体表に出てきやすくなります。
❸生理物質が不足して、寒熱が体内に伝搬し
ー気が停滞して熱が出ます。
肺は、皮膚の汗を出す・出さないの調節機能があります。
この機能が低下すると熱を発散できなくなり、体表近くに熱がこもります。
肺は鼻を主るので鼻に不調を与えます。
ー血が停滞して熱が出ます。
発生した熱は、肝が主る目にも影響を与えます。
❹病気・症状に現れる
ー熱が鼻や目に伝搬していきます。その不調の一つが目が痒くなる、鼻水が出るです。

例:花粉症の鍼灸治療

「花粉症」の治し方の例

根本療法(本治法)

・肺を補う(肺の機能を高める)
肺の機能を高めることで気のめぐりをよくします。気のめぐりを良くすることで熱がこもることがなく、花粉症を起こさない体づくりになります。
・肝を補う(肝の機能を高める)
肝の機能を高めることで血の解毒をしっかりし、血のめぐりをよくします。
血の解毒をしっかりすることで外から入ってきた花粉で弱った血を綺麗にします。血が綺麗になると酸素を含んだ元気な血が作られていきます。
血のめぐりを良くすることで熱がこもることがなく、体全体に栄養がある血が巡られ、目や鼻などの症状が出ているところを元気にするだけではなく、花粉症を起こさない体づくりになります。

対症療法(標治法)

熱を取り除く、経絡上の滞りを取り除く、気・血の循環を良くします。
体の状態を確認しながら、滞りを取り除きやすいツボを見つけ、オーダーメイドの鍼やお灸をしていきます。

花粉症に効く漢方薬

麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)という漢方薬も花粉症に効果的な場合があります。

花粉症に効く食事

小麦製品、乳製品、砂糖を使った製品を控えることもとても効果的です。
小麦の中のグルテンや乳製品の中のカゼインや砂糖が体内に炎症を生み出します。
炎症はその名の通り熱を生み出します。その熱が身体中をめぐり様々な不調を起こします。
その一つが花粉症です。
不調になったら何かを足すのではなく、何かを引く健康法を実践してください。
小麦を使った麺類・パン・ビザなどや乳製品の牛乳・ヨーグルト・チーズや砂糖が入ったお菓子類や清涼飲料水などを口にしないことが回復へつながります。

花粉症にならないために

病気の根本は「五臓の乱れ」です。
「五臓が整って」いれば病気になりません。
今回の例の場合、「肺」が弱っていなければ、花粉症にはなりません。
とはいえ、元々肺の機能が比較的弱い方が多くいらっしゃいます。
色白、体毛が濃いor産毛が多い方、ネギや辛いものが好きな方などが多いです。
東洋医学の鍼灸院で弱っている五臓の機能を高め、気の循環を良くすることが大事です。
また日常生活でも肺の養生が大事になります。
運動をする、声を出して呼吸を盛んにする、大きな声で歌うと気のめぐりが良くなります。ぜひ、日常生活に取り入れることをおすすめします。

「花粉症」の根本改善なら名古屋のアイエイ鍼灸院にお任せください

東洋医学は、肩こりに対して西洋医学とは違ったアプローチをします。
今回の例では、肺・肝の機能を高め気・血の循環を良くします。
気・血の循環が良くなると花粉症の改善だけでなく、気・血の循環が悪いことが原因の症状も改善していきます。
例えば、目が疲れやすい、喉が痛い、鼻が乾くなどの症状の改善にも結びつきます。
さらに、気だけでなく、血の循環もよくする鍼灸施術をするので、腰痛、婦人科系疾患なども改善していきます。
西洋医学的な方法で花粉症が治らないとお悩みの方は、東洋医学の鍼灸をお試しください。
また、鍼灸だけでなく、食事療法や漢方薬を併用することで改善のスピードを上げることが期待できます。
※効果には個人差があります。効果を保証するものではありません。

PAGE TOP