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肋間神経痛の鍼灸治療

肋間神経痛でお困りの方へ

 

肋間神経痛でお困りの方へ

POINT朝から脇腹が痛む
寝ると痛い、仰向けになると痛い
息を吸うと苦しい
触ると痛い

などの症状が出てお困りではないでしょうか?
また、このようなお悩みはありませんか?

POINT自分の症状が肋間神経痛か?骨折?狭心症?
痛み止め薬で良くなるのか?湿布は効くか?
妊娠中の肋間神経痛
肋間神経痛は何科に行くか?
どこに行ったら治るのか?
肋間神経痛は、治るのか?
小さい頃から痛い
医師には気にしないように言われた
早く治したい場合どこに行けばいいか?

このページでは国家資格の「はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師」を持つ院長が西洋医学だけでなく、2000年以上歴史のある東洋医学的な観点を入れて、自分の家族・友人にすすめる内容を紹介します。
ご自身や身近な方が肋間神経痛で困っている方は是非参考にしてください。

肋間神経痛とは

肋間神経痛とは
肋間神経とは、背中から脇腹を通り胸にかけて12対の肋骨沿いに沿って走行する神経です。
この肋間神経が痛む症状が肋間神経痛と呼ばれます。

肋間神経痛の原因は?

原因は肋間神経が脊椎腫瘍、胸椎椎間板ヘルニア、黄色靭帯骨化症や肋骨骨折などが原因で神経を刺激して痛みが出るものと、帯状疱疹ウイルスが原因で神経痛が出るものがあります。
また、原因が不明で肋間神経にそった痛みがある場合は、特発性肋間神経痛とされます。「特発性」とは原因不明の時につけられる名称です。

肋間神経痛は何科に行くか?

外傷があるなら整形外科、帯状疱疹など皮疹があるなら皮膚科、そのほか神経内科などで検査をしてもらいましょう。
腫瘍の場合は外科手術、脊椎が原因の場合は重症度を見極めて外科手術や消炎鎮痛薬・神経痛薬、帯状疱疹の場合は抗ウイルス薬や内服薬、特発性肋間神経痛の場合は内服薬でも痛みが治らない場合は、神経ブロック(神経痛部に麻酔薬注射)が行われることが多いようです。

肋間神経痛の東洋医学的見解

肋間神経痛の東洋医学的な原因

東洋医学での診察法を用いて原因を追求していきます。
肋間神経痛という症状を見るのではなく、肋間神経痛をおこしている方の全体を見ていきます。
なぜなら、症状は結果であって、原因ではないからです。
・痛みの原因は不通則痛か不栄則痛です。どちらかの状態かをみます。
また、体の中で、気・血・水が滞りがないか・不足していないかを確認します。
・痛みの性質からもみていきます。針で刺されたような鋭い痛みの場合、瘀血(おけつ:滞った血)が推測されます。
・痛む場所がどこか、移動するか。体には14本の経絡(ツボの道)があります。内12本は臓腑と関連しています。痛む場所を走行している経絡が関連する臓腑が弱っていないかを見ていきます。

肋間神経痛の鍼灸治療

肋間神経痛の症状に対して東洋医学の鍼灸施術は可能です。
施術内容は、人それぞれのオーダーメイド施術になります。
東洋医学の鍼灸施術では症状が出ている部位だけでなく、全身に対して施術を行います。
例えば以下のような施術を鍼とお灸を使っておこないます。
薬を内服する必要がなく、妊娠中の方もご安心して施術を受けることができます。
・五臓の肝が弱っているから元気にしよう。
・瘀血になっているので、きれいな血が流れるようにしよう。
・痛む脇腹は胆経の経絡だから、流れをよくしていこう。
・外邪(外から入ってくる邪気)に弱い体質だから守りを強くしよう。

湿布薬は一時的に痛みを止める効果は見込めるかもしれませんが、血管を収縮させて流れを悪くします。
流れを良くすることが痛みを出さないために必要なことなので、湿布薬を使用しないことをおすすめします。
なるべく体を温めて循環を良くしていく方が好ましいです。

肋間神経痛の鍼灸治療の効果

痛みの原因である不通則痛、不栄則痛を取り除いて痛みをとる。
滞りのある経絡の流れをキレイにする。
五臓六腑の機能を上げることで自然治癒力をアップします。
肋間神経痛の痛みがなくなり、そのほかの症状もなくなっていきます。
また、継続した鍼灸施術で自然治癒力をアップした状態を続けると、肋間神経痛だけでなく不調になりにくい体づくりができます。

最後に

病院では、腫瘍があるかを確認したり重篤な問題がないかをMRIなどを使って検査することができます。その後の処置について消炎鎮痛薬を処方されるような場合、その場の痛みを抑えるには有効ですが、根本の改善ではないので再度痛みが出たり、他に症状が出てくることが考えられます。
鍼灸院でも、筋肉にアプローチする鍼灸施術をするところでは、症状の箇所を一時的に痛みがなくなることはあるでしょう。こちらも根本の改善になっていないので再度痛みが出ること、ほかの症状が出てくることが考えられます。
東洋医学の鍼灸院では、
・体の中の滞りをとって循環を良くすること
・気、血、水をキレイにして流れを良くすること
・五臓の働きを元気にして自然治癒力をあげること
ができるので、東洋医学的な鍼灸施術で改善は可能です。
是非、肋間神経痛の症状でお悩みの方は、東洋医学の鍼灸をご検討ください。

※効果には個人差があります。

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