耳管開放症でお困りの方へ
☑️自分の声が響く
☑️耳が詰まった感じがする
☑️聞こえが悪くなった
☑️耳鳴りがする
などの症状が出てお困りではないでしょうか?
また、このようなお悩みはありませんか?
☑️病院に通院しているが治らない
☑️漢方薬『加味帰脾湯(かみきひとう)』を飲んでいるが治らない
このページでは国家資格「はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師」を持つ院長が西洋医学だけでなく、2000年以上歴史のある東洋医学的な観点を入れて、自分の家族・友人にすすめる内容を紹介します。
ご自身や身近な方が耳管開放症で困っている方は是非参考にしてください。
耳管開放症とは
西洋医学的な見解
耳管(耳と鼻をつなぐ管)が常に開いた状態のままになる障害のことです。
自分の声が響いて聞こえたり、自分がきちんと話せているかがわからなくなったり、自分の呼吸の音が聞こえたり、聞こえが悪くなる、めまい、耳鳴りなどさまざまな障害が出ることがあります。
原因は、風邪の後の耳管の炎症や体重減少後の耳管が開放しやすくなることと言われています。
漢方薬『加味帰脾湯(かみきひとう)』
耳鼻咽喉科で『加味帰脾湯(かみきひとう)』という漢方薬を処方された方もいらっしゃると思います。
この『加味帰脾湯』を飲んでも有効でないケースがあります。
耳管開放症という症状が同じでも、人によって体質や不調の原因が異なります。
したがって、『加味帰脾湯』は誰にでも効果的ではないのです。
耳管開放症の東洋医学的見解
東洋医学は、症状だけで施術方法が決まる訳ではありません。
どんな原因があり、耳管開放症という症状が出ているかを探っていきます。
そのために、
☑️体質
☑️生活スタイル
☑️今まで発症していた症状
☑️他にかかえる症状
などをヒアリングしていきます。
耳管開放症以外に抱える症状としては、
☑️喘息、副鼻腔炎
☑️風邪をひきやすい
☑️呼吸器系が弱い
☑️末端冷え性
☑️皮膚が弱い
☑️首・肩・腰が痛い
☑️頭痛がある
☑️目が疲れやすい
☑️足がつりやすい
☑️生理痛・PMSがある
などを同時にかかえていらっしゃる方が多くいらっしゃいます。
このような症状にプラスして体の状態を観察して、その方にあった施術を行います。
人それぞれに違う特徴、症状にあわせた施術で、自然治癒力を上げることで症状を改善させることが可能になります。
鍼灸による耳管開放症の改善方法
東洋医学の鍼灸治療では2通りのアプローチをします。
耳管開放症の根本治療(本治法)
1つ目は根本治療(本治法)です。
熱が耳に影響すると考えるので、熱を生み出している臓の機能をあげていきます。
まず、脾・腎・肺・肝のどこの機能が低下しているかを見極めていきます。
耳管開放症という症状が同じでも人によってどこの機能が低下しているか、体質的にどこの機能が弱いかなどが違っています。
耳管開放症だけでなく、他の症状を聞いたり体の状態を確かめて、体全体を見ていきます。
一人一人の状態をしっかり把握した上で施術をしていきます。
耳管開放症を根本から治し、再発しない体づくりをしていきます。
また、耳管開放症以外の症状も取り除いていきます。
耳管開放症の対症療法(標治法)
2つ目は対症療法(標治法)です。
症状が出ている耳につながる経絡(ツボの道)にアプローチしていきます。
耳管開放症の症状を早期に抑えるために有効な方法です。
臓腑とつながる12本の経絡の中から対象となる経絡を選び処置をしていきます。
主に胆経、三焦経、小腸経、腎経などからアプローチをすることが多いです。
耳管開放症につながる熱を取り除き、不快な状態から早く脱出できるようにしていきます。
このように東洋医学では、耳管開放症にならない体づくりと早期に症状を取り除く両面で鍼灸治療をしていきます。
また、耳管開放症以外の症状も取り除いていきます。
耳管開放症に対する鍼灸施術の流れ
カウンセリングで症状の確認
初回は問診票をご記入いただき、耳管開放症に関することだけでなく、その他の症状、他にお困りのこと、どのようになりたいかなどをお話しさせていただきます。
2回目以降は、前回施術からの体の変化などをうかがいます。新しく生じた症状やお悩みがあれば遠慮なくお伝えください。その内容を元に一人一人のその時々にあった施術内容を組み立てていきます。
東洋医学的診断(脈診、腹診、舌診など)
機能が低下している臓器や部位を確認していきます。
鍼やお灸による施術
手、足、腹部、背部、頭部など全身に対して、鍼やお灸による施術をしていきます。
自宅でできるケア方法のアドバイス
症状に対する養生法、個人個人にあった養生法、季節の養生法などをお伝えします。
耳管開放症の鍼灸治療に関するよくある質問
耳管開放症の鍼灸治療に痛みはありますか?
痛みを感じないように施術をしていきますが、鍼の刺入に伴い痛みやお灸の熱さを感じることがあります。
個人差、その時の状態、部位によって異なります。
痛みを与えることが目的ではありませんので痛みが強い場合はお伝えください。違う方法で改善に導きます。
耳管開放症の鍼灸治療には何回通えばいいですか?
目的とする状態、症状の深さや期間、本人の回復力、日常の過ごし方によって変わってきます。
一回の施術で変化を感じる方は多くいらっしゃいますが、完治まではいけないため、週1回以上の頻度で鍼灸治療を続けていかれることをお勧めします。
耳管開放症の症状を取り除き、耳管開放症にならない体づくりを目指す場合、週1回以上の頻度で、3−4ヶ月を目安にお考えください。
問診時に丁寧にお話しさせていただきます。
耳管開放症を病院でも治療中です。同時にやってもいいでしょうか?
はい。可能です。もし不安があれば主治医の先生にご相談ください。
今すぐ耳管開放症の改善を始めましょう!
東洋医学は、耳管開放症に対して西洋医学とは違ったアプローチをします。
西洋医学では患部に直接処置を施したり、薬物を使っていくため、体へのストレスが非常に大きくなります。
東洋医学の鍼灸治療では、耳管開放症になる熱を生み出す原因にアプローチをし、耳につながる経絡を使って熱を早期に抑える施術方が確立しております。体への負担が少なく、耳管開放症以外の症状も同時に改善を目指していきます。体は一つなので耳管だけ不調とは考えられず他にも不調があります。その他の不調も取り除くことで体全体の調子を整えていきます。
西洋医学的な方法で耳管開放症が治らないとお悩みの方は、東洋医学の鍼灸をお試しください。
※効果には個人差があります。効果を保証するものではありません。