後鼻漏でお悩みの方へ
☑️鼻水が流れてくる
☑️喉の痛み
☑️痰が出る
☑️口臭が気になる
☑️食べ物の味が変わってしまう。
などの症状が出てお困りではないでしょうか?
また、このようなお悩みはありませんか?
☑️治療を続けているがなかなか改善しない
☑️このままBスポット療法を続けるか?
このページでは国家資格「はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師」を持つ院長が西洋医学だけでなく、2000年以上歴史のある東洋医学的な観点を入れて、自分の家族・友人にすすめる内容を紹介します。
ご自身や身近な方が後鼻漏で困っている方は是非参考にしてください。
後鼻漏とは(西洋医学)
後鼻漏とは 西洋医学的な見解 “後鼻漏は感冒やアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、上咽頭の炎症などで生じる分泌物や粘液が喉の後ろに流れてしまう症状を指します。
一般的な西洋医学的な後鼻漏の治療法としては、原因に応じて薬物療法やBスポット療法、レーザー治療、手術などがあります。
薬物療法では、鼻炎やアレルギーの症状を抑えるための抗アレルギー薬や抗生物質、ステロイド薬が用いられます。
手術では、鼻腔内の異常な構造を修正する手術などがあります。
後鼻漏の東洋医学的見解・原因
熱が頭にたまっていること、湿気の処理ができていないこと、呼吸器系が弱っていることから後鼻漏になっていると考えます。
東洋医学では「五臓」という考えがあります。
五臓とは「肝・心・脾・肺・腎」で、この五臓のバランスが取れていることが健康でいるために大切なこととされています。
五臓六腑のどこの臓器が弱っているかをみていきます。
後鼻漏の場合、肺(呼吸器系)や脾(消化器系)が弱っていることが多く見受けれられます。
肺の機能が落ちると、
肺の機能低下による症状☑️風邪をひきやすい
☑️鼻炎・花粉症などの鼻の症状
☑️皮膚症状
☑️手足に汗をかきやすい
☑️末端冷え性
☑️眠りが浅い
以上のような症状が起きやすくなります。
また、脾の機能が落ちると
脾の機能低下による症状☑️食欲がない
☑️口内炎
☑️味覚異常
☑️胃もたれ
☑️痩せる
☑️内出血しやすい
☑️軟便・便秘・下痢
以上のような症状が起きやすくなります。
人体は一つで鼻だけが独立しているわけではありません。
後鼻漏の症状の方は、バランスが崩れている臓器の症状も出ることが多くあります。
鍼灸による後鼻漏の改善方法
東洋医学の鍼灸治療では2通りのアプローチをします。
この2つの鍼灸治療方法によって、後鼻漏だけでなくその他の症状を取り除き、後鼻漏をおこなさい体づくりをしていきます。
後鼻漏の根本療法(本治法)
1つ目は根本治療(本治法)です。
胃の熱が後鼻漏に影響すると考えるので、胃の熱を生み出している臓の機能をあげていきます。
まず、脾・腎・肺・肝のどこの機能が低下しているかを見極めていきます。
上咽頭炎という症状が同じでも人によってどこの機能が低下しているか、体質的にどこの機能が弱いかなどが違っています。
上咽頭炎だけでなく、他の症状を聞いたり体の状態を確かめて、体全体を見ていきます。
一人一人の状態をしっかり把握した上で施術をしていきます。
後鼻漏を根本から治し、再発しない体づくりをしていきます。
後鼻漏の対症療法(標治法)
2つ目は対症療法(標治法)です。
症状が出ている後鼻漏につながる経絡(ツボの道)にアプローチしていきます。
後鼻漏の症状を早期に抑えるために有効な方法です。
臓腑とつながる12本の経絡の中から対象となる経絡を選び処置をしていきます。
主に胃経、大腸経、腎経などからアプローチをすることが多いです。
上咽頭の炎症につながる熱を取り除き、不快な状態から早く脱出できるようにしていきます。
このように東洋医学では、上咽頭炎にならない体づくりと早期に症状を取り除く両面で鍼灸治療をしていきます。
また、後鼻漏以外の症状も取り除いていきます。
後鼻漏に対する鍼灸施術の流れ
カウンセリングで症状の確認
初回は問診票をご記入いただき、後鼻漏に関することだけでなく、その他の症状、他にお困りのこと、どのようになりたいかなどをお話しさせていただきます。
2回目以降は、前回施術からの体の変化などをうかがいます。新しく生じた症状やお悩みがあれば遠慮なくお伝えください。その内容を元に一人一人のその時々にあった施術内容を組み立てていきます。
東洋医学的診断(脈診、腹診、舌診など)
機能が低下している臓器や部位を確認していきます。
鍼やお灸による施術
手、足、腹部、背部、頭部など全身に対して、鍼やお灸による施術をしていきます。
自宅でできるケア方法のアドバイス
症状に対する養生法、個人個人にあった養生法、季節の養生法などをお伝えします。
施術内容は、人それぞれのオーダーメイド施術になります。
東洋医学の鍼灸施術では症状が出ている部位だけでなく、全身に対して施術を行います。
例えば以下のような施術を鍼とお灸を使っておこないます。
薬を内服する必要がなく、妊娠中の方もご安心して施術を受けることができます。
また、Bスポット療法のように炎症部分を擦過することもないので、痛みはほとんどありません。
・頭にたまっている熱を下半身に流す。
・弱っている臓器(肺や脾など)の機能を高める。
後鼻漏についてまとめ
病院でBスポット療法などをすることができます。
東洋医学の鍼灸院では、
Tips☑️体の中の熱を取り去ること
☑️体の中の滞りをとって循環を良くすること
☑️気、血、水をキレイにして流れを良くすること
☑️五臓の働きを元気にして自然治癒力をあげること
以上のことが東洋医学的な鍼灸施術でできます。
後鼻漏の鍼灸治療に関するよくある質問
後鼻漏の鍼灸治療に痛みはありますか?
痛みを感じないように施術をしていきますが、鍼の刺入に伴い痛みやお灸の熱さを感じることがあります。
個人差、その時の状態、部位によって異なります。
痛みを与えることが目的ではありませんので痛みが強い場合はお伝えください。違う方法で改善に導きます。
後鼻漏の鍼灸治療には何回通えばいいですか?
目的とする状態、症状の深さや期間、本人の回復力、日常の過ごし方によって変わってきます。
一回の施術で変化を感じる方は多くいらっしゃいますが、完治まではいけないため、週1回以上の頻度で鍼灸治療を続けていかれることをお勧めします。
後鼻漏の症状を取り除き、後鼻漏にならない体づくりを目指す場合、週1回以上の頻度で、3−4ヶ月を目安にお考えください。
問診時に丁寧にお話しさせていただきます。
後鼻漏を病院でも治療中です。同時にやってもいいでしょうか?
とくに問題はありません。
もし不安があるようでしたら、主治医の先生にご相談ください。
今すぐ後鼻漏の改善を始めましょう!
東洋医学は、後鼻漏に対して西洋医学とは違ったアプローチをします。
西洋医学では患部に直接処置を施したり、薬物を使っていくため、体へのストレスが非常に大きくなります。
東洋医学の鍼灸治療では、後鼻漏になる熱を生み出す原因にアプローチをし、後鼻漏につながる経絡を使って熱を早期に抑える施術方が確立しています。
体への負担が少なく、後鼻漏以外の症状も同時に改善を目指していきます。体は一つなので後鼻漏だけ不調とは考えられず他にも不調があります。
その他の不調も取り除くことで体全体の調子を整えていきます。
西洋医学的な方法で後鼻漏が治らないとお悩みの方は、東洋医学の鍼灸をお試しください。
※効果には個人差があります。効果を保証するものではありません。