ギックリ腰(急性腰痛)でお困りの方へ
このようなお悩みはありませんでしょうか。
☑️急にぎっくり腰になり動けない、歩けない
☑️病院に行ったがレントゲンでは問題ないと言われた
☑️痛み止めと湿布をもらったが、痛みがおさまらない
☑️このぎっくり腰はいつまで続くか不安
☑️毎年繰り返すぎっくり腰。未然に防ぎたい
☑️冷やすといいか、温めるといいかわからない
ぎっくり腰とは急な腰痛(急性腰痛)の通称で、海外でも魔女の一撃と言われるほど強烈な症状す。
ぎっくり腰は、痛みが強く、立てない・動けないなどの行動制限があり日常生活に悪影響をあたえ、繰り返す人は繰り返すやっかいな症状です。
このページでは国家資格の「はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師」を持つ院長が
西洋医学だけでなく、東洋医学的な観点を入れて説明します。
ご自身や身近な方がぎっくり腰で困っている方は是非参考にしてください。
結論としては、ぎっくり腰に対して東洋医学の鍼灸施術はとても有効です。
急性期ほど痛みが引きやすいので、是非早期に東洋医学の鍼灸施術を受けることをおすすめします。
ぎっくり腰の原因
西洋医学に基づく痛みの原因
一般的にぎっくり腰の原因には以下のようなものがあげられます。
☑️筋肉が炎症を起こすタイプ
☑️椎間板ヘルニアのような椎間板が原因のタイプ
☑️脊柱管狭さく症などの変形性脊椎症を代表とする椎間関節が原因のタイプ
☑️骨盤を形成する仙腸関節が原因
などがあげられますが、画像検査をおこなっても問題の箇所を特定することができないことが多く、多くの場合原因が不明です。
痛み止め薬や湿布が処方されることが多くあります。
これは、冷やして血流を抑えて痛みが感じなくさせ、自然治癒するのを待っている状態です。
東洋医学のお風呂に入ったりして温めて循環を良くして痛みを取り除くのとは、真逆の考え方です。
東洋医学に基づく「ぎっくり腰」の原因
東洋医学的には実際に「ぎっくり腰」になるタイミングには、以下のようなものがあげられます。
☑️季節の変わり目
☑️気温差
☑️過労
☑️女性の場合はホルモン周期
風邪をひく時と同じようなタイミングで発症するケースが多いです。
また、ぎっくり腰になりやすい人のタイプは以下のように呼吸器系が弱い方が多くいらっしゃいます。
☑️風邪をひきやすい
☑️風邪をひくと咳が止まらない
☑️慢性扁桃炎
☑️鼻の症状
☑️末端冷え性
☑️手足の裏に汗かきやすい
☑️アトピーなどの皮膚症状
☑️眠りが浅い
☑️生理不順
☑️円形脱毛症
☑️逆流性食道炎
このようにぎっくり腰の原因は、元々「呼吸器系が弱い方」が
・外気の変化(寒暖、乾燥湿度、気圧など)
・体力が弱っている
・ホルモン周期などのタイミング
で発症するケースがほとんどです。
この場合、「呼吸器系が弱い方」は東洋医学の五臓で「肺」が弱っています。
筋肉や靱帯が損傷されて激痛になっている訳ではありません。
当院の「ぎっくり腰」の改善法
東洋医学に基づく痛みの原因
からだには、ツボ(経穴)をつなぐ「経絡(けいらく)」という通路が流れています。
経絡は気血を全身へ運ぶ役割があり、経絡の流れが悪くなったときに「痛み」という形でからだが警告を出します。
経絡の流れが悪くなる原因は、不通則痛(ふつうそくつう)と不栄則痛(ふえいそくつう)の二つがあります。
不通則痛(ふつうそくつう):余分なものが経絡の流れをふさぐ
外からの邪気(風があたる、寒さ、湿気、暑さ、熱さ)、瘀血(ドロドロ血液)や痰湿(ドロドロ水分)、ストレス・過労、外傷などが経絡の流れを滞らせる。
こうした、流れが悪いことによって起こる痛みを不通則痛といいます。
不栄則痛(ふえいそくつう):からだに必要なものが不足する
飲食不足、老化、体力の衰え、慢性病などによって、本来からだに必要な気血が不足している。
こうした栄養不足による痛みを不栄則痛といいます。
東洋医学的な一般的な施術
東洋医学では、施術方法が大きく2種類あります。
本治法:根本原因の改善
不調の根本原因を改善することを目的とした施術のことで、内臓の機能の向上やバランス回復など自然治癒力向上のための方法です。
頭痛・肩こり・腰痛・眼精疲労・つりやすいなどの複数の症状があっても根本原因が同じであれば、根本原因を改善することによって複数の症状に効果が見込めます。
※全ての症状がなくなることを保証するものではありません。個人差があります。
標治法:症状の緩和
とくに気になる症状の緩和を目的として施術をおこないます。
頭痛なら頭痛に対して、肩こりなら肩こりに対しての施術をします。
複数の症状を対象としていませんが、比較的速効性が見込めます。
※全ての症状がなくなることを保証するものではありません。個人差があります。
アイエイ鍼灸院の「ぎっくり腰」に対する施術
東洋医学的にもとづいた病態把握、施術方針の説明、施術、評価、日常生活のアドバイスをおこないます。
「ぎっくり腰」の根本改善(本治法)
当院で扱う経絡治療では、まず「ぎっくり腰」の根本である「五臓の乱れ」を整えます。
ぎっくり腰の場合は、「肺」か「肝」が乱れていることが多くあります。
五臓が整うと、外気の変化・体力の減衰・ホルモン周期のタイミングがあっても、ぎっくり腰を発症することがなくなります。
これが本治法(根本療法)です。
痛みが取れた後も継続した施術をすることにより、ぎっくり腰が起きにくく、呼吸器系の機能改善もはかります。
「ぎっくり腰」の対症療法(標治法)
症状に対する施術(対症療法・標治法)も行います。
痛みの出る経絡、寒・熱がある部位などを整えることで、早期に痛みを取り除きます。
このように当院では、早期に痛みを取り除きながら、再度ぎっくり腰を発生しない体づくりをしていきます。
「ぎっくり腰」の通院について
通院の頻度の目安は、1回目の施術でも日常生活に支障がある場合は翌日や2日後にお越しください。
痛みが取れましたら、再発防止のために週1回、3ヶ月間程度での施術をご案内いたします。
ぎっくり腰は早期の対処と適切な処置が大切となります。早期治療を受けることをお勧めいたします。
つらいぎっくり腰の症状から解放されるよう、全力でサポートさせていただきます。
症状の改善に向けて、一緒に頑張っていきましょう。
・病態把握をするために、望診・聞診・問診・切診の実施
・東洋医学的な原因や障害部位を特定
・病態の説明、施術方針の説明
・本治法(不調の根本原因を改善することを目的とした施術)
・標治法(症状の緩和を目的とした施術)
・施術後の評価
・日常生活でのアドバイス
※効果には個人差があります。